在宅療養支援

在宅療養支援の取り組み

「病気になっても住み慣れた環境で療養したい、我が家で自分らしく過ごしたい」という患者・家族の想いから始まるのが在宅医療です。
当病院は、昭和52年にへき地中核病院(現:へき地医療拠点病院)の指定を受け、無医村地区への巡回診療や平成20年4月からへき地診療所への診療支援をおこなっています。
その他、訪問診療、通所及び訪問リハビリ、地域の保健や検診事業を実施し、地域に根ざした医療を実践してきました。そして平成24年8月に当病院は、白山ろく地区の診療所と連携強化型在宅療養支援病院・診療所の届出をおこない、在宅医療にかかる支援体制の充実をはかることとしました。
24時間の在宅医療を支えるには、後方支援の医療機関の確保が必要となってきます。安心して在宅療養ができるよう、在宅療養者の病状が急変した際に、必要に応じて一時受け入れをおこなうことが、入院機能を有する当病院の役割となっています。
今後も在宅を担う診療所、訪問看護事業所と連携し、患者中心の医療を実践していくことが、当病院の重要な使命となってきます。

在宅医療・介護連携に関する相談支援

在宅医療・介護連携支援センター

平成24年国の施策としての「在宅医療連携拠点事業」を受託し、現在石川県が進める「在宅医療・介護連携推進事業」で、平成26年度、白山市より委託を受け、在宅医療・介護連携支援センターを設置いたしました。
医師会・行政などとの連絡調整や、各医療機関・各種団体の連携実務者とのネットワークの構築、医療・介護連携に関する会議(白山市在宅医療介護連携協議会、各地区サービス連携会議等)の企画運営などをおこなう、地域における連携体制構築の拠点としての機能を有しています。

これからの医療(想いを言葉に、言葉を形に、形を技能に)