ごあいさつ
令和6年4月1日より、公立つるぎ病院の院長を拝命いたしました柿木嘉平太です。私は平成9年に金沢大学医学部を卒業し、消化器内科医の道を歩んでまいりました。平成30年度から白山石川医療企業団 公立松任石川中央病院消化器内科で勤務し、診療部長、副院長を務めてまいりました。このたび、この重要な役割を担わせていただくことを大変光栄に思います。 公立つるぎ病院は、長きにわたり地域の医療に貢献してきました。「思いやりと真心の医療・介護」を心がけ、「公平で皆様中心の医療・介護」を実践しています。さらに「常に研鑽し医療水準の向上に努めること」と「和をもってチーム医療を心がけ、皆様の権利と尊厳を大切にすること」を重視しています。これらの理念を基盤として良質な医療・介護・生活支援を提供し、皆様が安心して健康な生活を過ごせるようこれからも取り組んでまいります。 この4年間、新型コロナウイルス感染症という大きな試練を経験しました。また、令和6年元日には能登半島を震源とする大地震に直面しました。私たちは地域社会の支えであり続けると同時に、災害に強い病院を目指して防災と危機管理においても努力を重ねてまいります。 私たちの病院が位置する手取川流域は令和5年5月にユネスコ世界ジオパークに認定されました。この美しい地域の自然の中、皆様一人一人の健康と幸福を守るために力を尽くしてまいります。 病院の全職員と共に、これからも皆様に寄り添った医療・介護を提供し、団結力と献身で地域医療のさらなる発展に寄与していく所存です。地域の皆様には一層のご支援を賜りますよう何卒お願い申し上げます。
令和6年4月
公立つるぎ病院 病院長 柿木 嘉平太